ブログ

高校生の請願・陳情

私が大阪市会議員になって8年目、これまで様々な議会活動を行ってきましたが、その中でも特に思い出深いものをこの場所で紹介していきたいと思います。

今回は高校生の請願と陳情に関してです。

[請願]とは

憲法によって認められた権利であり、大阪市の政治や行政に対して、市民は誰でも意見・要望を文書で議会に述べることができます。最低1名の市会議員の紹介が必要であり、提出された請願書は所管の委員会で審査した上、本会議で「採択」か「不採択」を決定します。採択されたものについては、市長に請願事項の実現に努力するよう議会として求めます。

[陳情]とは

請願に準じたものであり、市会議員の紹介は必要ありません。文書を市議会に提出し所管の委員会で審査し、「採択」か「不採択」を決定します。採択されたものについては、市長に陳情項目の実現に努力するよう議会として求めます。

大阪市会には多くの市民の声が届きます。

平成29年 請願10件、陳情102件、
平成28年 請願5件、陳情122件、
平成27年 請願5件、陳情130件

でした。

平成24年には、陳情が2700件出されました。これは東日本大震災の震災瓦礫の大阪市での処分に関して陳情書が出されたためです。

昨年の大阪市会において初となる高校生の請願書と陳情書が提出されました。

これは、18歳選挙権が導入され高校の主権者教育の中で、選挙で投票すること以外にも政治参加できることを学び、それを実践するために府立旭高校の生徒たちが研究し、取り組まれたものでした。

その請願書・陳情書の内容は、よく練られたものであり、若い高校生の目線で現在の行政に対する要望をまとめたものでした。
具体的な内容としては、身近な自転車利用に関するもの、子どもたちが遊ぶ公園に関するもの、災害対策に関するもの、など多岐にわたります。

素晴らしい内容であったため、陳情審査に当たった私としては、高校生の皆さんの要望を大阪市に紹介しながら、その要望を後押しできるような資料や他都市の事例などを紹介し、採択を求めました。

審査の結果は継続審査であり、採択とはなりませんでしたが大阪市会で初の高校生の請願・陳情は、大阪市に大きな影響を与えたと私は思います。これからの議会活動でも引き続いて取り上げて、その願い実現に取り組んでいきます。

その時の議事録はこちら。長くなりますが、興味のある方はご覧ください。

高校生の請願への質疑議事録>>

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。